ほての接骨院の活動日記
「膝に水が溜まる」ってどういうこと?原因とメカニズムをわかりやすく解説!
2026.06.08
「膝に水が溜まった」という話を聞いたり、
実際に経験したりしたことはありませんか?
「水」と聞くと、どこかから別の液体が入ってくるようなイメージを持つかもしれませんが、実はそうではありません。
なぜ膝に水が溜まってしまうのか、その意外な正体とメカニズムについて解説します。
そもそも、膝の中の「水」の正体は?
健康な人の膝関節の中にも、実は少量の液体が存在しています。
これを「関節液(滑液)」と呼びます。
通常、その量はわずか1〜3ml程度。
ごくわずかな量ですが、
私たちの膝にとって非常に重要な役割を担っています。
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潤滑油の役割: 関節の動きをなめらかにする。
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栄養補給: 軟骨に栄養を届ける。
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クッション: 外部からの衝撃を吸収する。
健康な状態では、この関節液は「滑膜(かつまく)」という膜から適量分泌され、古くなったものは吸収されるという代謝が行われており、常に一定の量が保たれています。
なぜ「水が溜まる」現象が起きるのか?
膝に水が溜まる主な原因は、膝の関節を包む「滑膜」で起きる「炎症」です。
炎症が起きるきっかけ
加齢や日々の負担によって軟骨がすり減り、その破片が滑膜を刺激したり(変形性膝関節症)、ケガによって内部の組織(半月板や靭帯など)が傷ついたりすると、滑膜に炎症が発生します。
「水が溜まる」メカニズム
滑膜が炎症を起こすと、身体は「関節を守ろう」とする防御反応をとります。 その結果、関節液の分泌量が急激に増えてしまうのです。
このとき、「分泌される量」が「吸収される量」を大きく上回ってしまうため、関節を包む袋(関節包)の中に関節液が異常に溜まってしまいます。これが、膝が腫れて重だるく感じる「水が溜まった状態」の正体です。 症状がひどい場合には、数十ml、時には100ml以上もの水が溜まることもあります。
膝からの「SOSサイン」を見逃さないで
膝に水が溜まるのは、
「膝の中で何らかの炎症やダメージが起きていますよ」
という、膝からの大切なサインです。
「ただ水が溜まっただけ」と放置せず、なぜ炎症が起きているのか(軟骨のすり減りなのか、ケガなのかなど)、根本的な原因を知ることが大切です。膝に違和感や腫れを感じたら、無理をせず、早めに整形外科専門医の診察を受けることをおすすめします。
※本記事は情報提供を目的としており、診断に代わるものではありません。痛みや腫れが続く場合は、必ず医師の診断を受けてください。












