ほての接骨院の活動日記
体育館の冷房にご用心?「汗冷え」が引き起こすスポーツ障害と確実な予防法
2026.07.20
こんにちは、ほての接骨院です。
先日、
大会救護をさせていただいた際に気になった点についてお話をさせていただきたいと思います。
熱中症対策として、
最近は空調(エアコン)が完備された体育館が増えてきました。
選手や観客にとっては非常に快適でありがたい環境ですが、スポーツの現場に立っていると、この「快適な冷房」が思わぬケガの引き金になるケースをよく目にします。
特にバスケットボールのように、ベンチとコートを何度も行き来する競技では要注意です。
今回は、冷房環境下で起こりやすい「汗冷え」の危険性と、ベンチワークでの具体的な対策法について解説します!
⚠️ 冷房環境のデメリット:「汗冷え」によるケガのリスク
運動をしてたっぷり汗をかいたウェアのまま、冷房の風に当たるとどうなるでしょうか?
気化熱によって急激に体温が奪われ、筋肉が冷え切ってしまいます。
筋肉の温度(筋温)が下がると、筋肉は本来の柔軟性や「伸び縮みする力(粘弾性)」を失ってしまいます。
関節の動きも悪くなった状態で、交代を告げられていきなりダッシュやストップ動作を行うと……
肉離れ、アキレス腱の断裂、足首の捻挫
といった大ケガのリスクが跳ね上がってしまうのです。

🛡️ ベンチでの確実な対策法!「保温」と「再アップ」
交代でベンチに下がった直後から、再びコートに出るまでの数分間が勝負です。チーム全体で以下のルーティンを取り入れてみてください。
何よりもまず「汗を拭く」
汗を吸ったウェアの上に直接ウォームアップスーツを着ると、中で湿度が保たれたまま冷やされ、逆効果になります。まずはタオルで徹底的に皮膚の汗を拭き取りましょう。可能であればアンダーシャツを着替えるのがベストです。
「下半身」の保温を徹底する
冷たい空気は足元に溜まります。アキレス腱やふくらはぎを守るため、ベンチでは必ず長ズボン(スウェットパンツなど)を着用し、シューズを履いたまま足元にタオルをかけるなどの工夫をしましょう。
常温のドリンクで「隠れ脱水」を防ぐ
涼しい環境では喉の渇きを感じにくくなりますが、運動による水分は確実に失われています。キンキンに冷えた氷水は内臓から体を冷やしてしまうため、ベンチでの待機中は「常温のスポーツドリンク」や経口補水液をこまめに飲むようにしてください。
出場前の「リ・ウォーミングアップ」
冷えた筋肉を急に動かしてはいけません。出番が近づいてきたら、ベンチ横の限られたスペースで準備を始めます。
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空気椅子や押し合い:関節を動かさずに筋肉に力を入れ、内側から熱を作ります(アイソメトリック)。
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カーフレイズ(踵上げ):ふくらはぎの血流を再開させます。
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脚の振り上げや軽いステップ:股関節周りを動かし、競技動作に近い動きで神経を起こします。
最後に
空調設備は熱中症を防ぐ強力な味方ですが、使い方と対策を間違えると筋肉や腱に大きな負担をかけます。
「冷やさない工夫」と「出場前の再エンジン」を意識して、最高のパフォーマンスを発揮しましょう!
もし「最近、試合の後半に足が攣りやすい」「ふくらはぎやアキレス腱に違和感がある」といったお悩みがあれば、ひどくなる前に一度ご相談ください。正しいケアとコンディショニングで、全力でプレーできる体づくりをサポートします。











